みどりいろのブログ

旅をすること、本を読むこと、美術館めぐりが好きな20代です。
旅先で出会う、おいしい食べものとお酒にも目がありません。
ささやかな日常をつれづれに。

しあわせなときもちょっとつらいときも

こんにちは。
昨日コロナワクチン3回目を摂取し、ちょっと体調悪めの3連休初日です。


今週もマハさんを読み進める一週間でした。
最近は短編集ばかりだったのですが、#9(ナンバーナイン) (宝島社文庫) | 原田 マハ |本 | 通販 | Amazonという中国美術を舞台とした中編?小説を読みました。

中国の美術にはこれまでほどんど触れたことがなかったのですが、箱根の岡田美術館で焼き物や青銅器を見たことを思い出しました。
北斎の企画展をお目当てに行ったのですが、たくさんの景徳鎮に感動した記憶があります。
広すぎる美術館で少し疲れてしまいましたが、また足をはこんでみたいなと思いました。
岡田美術館 OKADA MUSEUM OF ART


ちなみに、"ナンバー〇〇"と聞くと、新政の#6をすぐに思い出してしまいます、笑。
会社の同期の女の子が好きなお酒でした。
No.6 ナンバーシックス|新政酒造株式会社オフィシャルサイト


本をよむこと、美術館にいくこと、おいしいご飯をたべること、と肩をならべるくらい好きなのが、音楽を聴くことで、特にジャズを聴くことが大好きです。(肩をならべるものがおおすぎなのはご愛嬌、、)


中でも特にBill Evansの曲が大好きで、本をよむとき、ブログをかくとき、家でのんびりするとき、いつも一緒です。
EvansはWaltz for Debbyとそのアルバムから聞き始めました。

短二度(半音)インターバルを含む和音(解説:字幕on)


Waltz for Debbyのアルバムの中で、Waltz for Debbyがもっとも有名ですが、My Foolish Heartもおなじくらい有名かつ素敵な曲です。
一時期ジャズを習っていたのですが、先生がMy Foolish Heartについて、晴れた日に聞いても雨の日に聞いてもとてもいい曲、とおっしゃっていて、素敵な表現だと思いました。(先生はもっとすてきな言い方をされていたと思うのですが、私の記憶にはこのような言葉で残っています。)


ジャズについてこれまた何も専門的な知識はありませんが、特にEvansの作品はしあわせなときもちょっとつらいときもそっと寄り添ってくれる曲たちが多く大好きです。
最近の一番のお気に入りは、Like Someone in Loveです。

Bill Evans - Like Someone in Love


いつも好きなものをつらつらと書き連ねるのみですが、ご愛嬌、、(本日2回め)。
それではまた次回。

よりどころ

こんばんは。
春のけはいが色こくなってきましたね。


今週は、ひとことで言うと、原田マハさんの週でした。
ふとしたきっかけで常設展示室を読み返したのを皮切りに、マハさんの主に短編小説をいくつか読み進めて、あっというまに1週間(主に週末)が過ぎた気がします。
原田マハ 『常設展示室―Permanent Collection―』 | 新潮社
原田マハ「あなたは、誰かの大切な人」特設サイト|講談社文庫
『夏を喪くす』(原田 マハ):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部

原田さんは、ひとりひとりの素朴な人生に、絶妙に素敵にスポットライトを当てて描かれるなと、いつにもまして感動しました。
なにかとくべつでなくても、日々一歩ずつ過ごしていきたいと思います。


常設展示室に少し話をもどすと、私は美術館に行くのが好きですが、混雑している美術館が何とも言えず苦手です。。
注目の企画展ほど人でぎゅうぎゅうで、まるでベルトコンベアーのように人の波にのまれながら、、となり、どっと疲れてしまう。
都心の大々的に宣伝している企画展は魅力的ですが、なかなか及び腰になり気味です。
常設展示室はその点、人の入りも多くなく、ゆっくり出来てよいなとあらためて思いました。


私が一番(といってもまだ数回いったのみですが)好きな美術館は「ポーラ美術館」です。
印象派を収蔵する超有名どころかと思いますが、箱根という土地にあるおかげか、人が密集することもなく、ゆっくりとした時間を過ごせます。


仕事や日々につかれたとき、そうだポーラに行こうと、何となく心のよりどころになるところです。(そうそう、簡単に行けるような近場にはないのですが。。)
たしか、私がマハさんを知るきっかけになった「あの絵の前で」の中の1作も、ポーラ美術館が舞台になっていました。
〈あの絵〉のまえで | 株式会社 幻冬舎

はやくコロナが収まって、旅に出かけられる、美術館でゆっくりできる日が戻ってこればいいなと思い続けている今日この頃です。


それではまた次回。

ちょうどいい

こんばんは
これから少し気温が上がるという予報を聞いて、ちょっぴりうれしくなっています。
春もすぐそこに近づいているのでしょうか。


後悔が残るくらいがちょうどいい春あわゆきのほかほかきえる (東直子)


大学の指導の先生が最近紹介してくださった詩で、とても心にしみました。
あさもう少し早起きできればよかったとか、こちらの仕事から先にてをつければよかったなど、日々のちょっとした後悔から、結構大きなものまでさまざまですが。
くるしくなった時、あとからくよくよしちゃう時、これからもそっと思い出せたらいいなと思います。


話は変わり、本日、札幌芸術の森美術館のナイトミュージアムオンラインに参加してみました。
札幌はお仕事でよく行くのですが、なかなか観光できる時間がなく、芸術の森もいつかいってみたいと、思っていたところでした。

芸術の森にとってもオンラインプログラムは初めての試みとのことでしたが、
学芸員さんがとても丁寧に解説してくださり、みどころたっぷりの時間でした。


現在実施中の企画では、作品をたのしむために、あえて作品の紹介プレート(キャプションというそうです)をつけない展示にしているそう。
作品ではなくキャプションを見るのについつい時間をとるのではなく、作品自体をたのしみ、いっしょに来た家族や友人と、みかたを共有してほしいとのことです。
素敵な楽しみ方だな、そういえばBobさんの楽しみ方と同じだな、と思いながら聞いていました。
開催中:きみのみかた みんなのみかた | 札幌芸術の森


ちなみに美術館はこんなところだそうで、夏の晴れた日には水面にたてものや周りの木々が反射しとてもきれいなところだそうです。
はやくコロナが収まってお邪魔してみたいなと思いました。
札幌芸術の森美術館 | 札幌芸術の森

それではまた次回。