ひとめぼれ
こんばんは。
寒い日が続きますね。
オミクロンが猛威を振るう少し前、三菱一号館美術館のイスラエル博物館所蔵『印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』に行きました。
私自身、芸術的なセンスなどはまったくないのですが、数年前に原田マハさんの『あの絵の前で』を読んでから、原田マハさんとマハさんが描く印象派を中心とした絵画をみに美術館に行くことが大好きになりました。
〈あの絵〉のまえで | 原田 マハ |本 | 通販 | Amazon
美術館に行くのが好きになったとはいえ、とくに知識もないので、気になる展覧会に足をはこんで、ぼーっと絵をながめる、といった調子です。
たくさんの絵の名前や画家の名前を覚えるのはむずかしいのですが、毎度1つ、ひとめぼれした絵をおぼえて帰る、というのが習慣になりつつあります。
今回のひとめぼれは、レッサー・ユリィの『夜のポツダム広場』でした。
はじめてみた感想は、ファン・ゴッホの『夜のカフェテラス』を初めて見た時のようだな、でした。
静かに惹かれるような、どこか懐かしいような気持ちになる、学生時代を過ごした京都の夜の風景とも少し似ているような。
レッサー・ユリィは知らない画家だったのですが、きっととても有名な方なんだろうな、と思って帰路についたのですが、後日調べるとユリィは日本ではほとんど知られておらず、今回の企画展でにわかに脚光を集めたそうです。
ユリィのデビュー戦に立ち会えたのかもしれない、と少しだけうれしい気分になりました。
知られざる画家 レッサー・ユリィ
イスラエルにはいったことがないけれど、いつかユリィに再開できればいいなと思いました。
ではまた次回。
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